グローバルティーチャー賞

グローバルティーチャー賞とは

同賞は英国の非営利教育団体「バーキー財団」が、2014年に創設。教育分野で優れた功績のあった教員を表彰する賞で、教育界のノーベル賞ともいわれている。今回は世界150カ国、3万件以上のエントリーがあり、その中からアジア人で唯一のトップ10に選ばれた。ICTや英語、プログラミング学習などを融合したユニークな指導法や教育に対する課題意識などが評価されたもので、日本人では2人目、小学校教諭としては国内初のノミネートだ。


2019年のグローバルティーチャー賞の Finalist 10 へ入賞された正頭教諭の授業は、Minecraft: Education Editionを通してプログラミング的思考を養うと共に、教科を跨いで総合的な人間力を高める授業である。Minecraftで京都の街並みを作り上げることで、生徒の創造性を高め、生徒同士のチームワークや論理的思考を構築し、さらにSkypeを活用して海外学生に制作物を発表することで、幅広いコミュニケーション能力を養った。今回は、この人間力を高める授業が評価された。

グローバルティーチャー賞トップ10 関連の動画

グローバルティーチャー賞トップ10のプロモーションビデオ

グローバルティーチャー賞トップ10教員によるパネルディスカッション

表彰式の映像。俳優のヒュー・ジャックマン氏がプレゼンターとなり、Top10メンバーにコメントを伝える。(動画の中の18:09より)